1つ前に住んでいた部屋へ引っ越す際に、それまで使っていたテレビを人に譲った。
たしか、地デジに切り替わるとかのタイミングで実家で買って、実家を出る時に持ち出したものだ。長年使ってたものだけど不具合もなく、「テレビで地上波を見る」という一点においては、まだまだ十分に役目を果たせるテレビだった。
ただ、前の部屋は大きめのパソコンデスクを置いた結果、テレビを置くスペースがないわけじゃないけど多少無茶をしないといけなくなったので、「まあいっか~」と思い切って人に譲った。
そして、今の部屋へ引っ越すときにも、新たにテレビを買うことはなかった。
私は生まれてこの方、テレビっ子を自称するにふさわしいほど、ずーーーーーっとテレビを見ていた。
それはもう、受験期だって欠かさず、勉強しながらBGMがわりにテレビをつけていた。
まあそれってほぼ見てるというより、カフェの雑音程度のものなんだけど、起きてる間はずっとテレビの電源がついていたことには変わりない。
そんなだから、いざ「テレビなしの生活」を意識したとき、多少の不安はあった。
でもいざ初めてみると、これがぜーーんぜん平気なんだよね。
私はそもそもバラエティはほとんど観ないので、テレビに費やしていた動画視聴は、すべてyoutubeやその他の動画配信サービスへ移行しちゃえば事足りるし。
最新ドラマや一部の特番などもTVerで十分だった。
あとニュースなんかは新聞をいくつか購読していたり、朝の決まった時間にラジオで朝のニュースが流れるように設定している。他にもyoutubeには、各ニュース番組がチャンネルを持っていたりするので、それをフォローして観ている。
▲ありがたいまとめ
文字媒体ではgoogleニュースをザッピングしたりも。
ただ、このgoogleニュースの「おすすめ」など左4つのタブはあんまり見ていない。というのも、自分へのターゲティングがきつすぎて、見るべきニュースが表示されないんだよね…。
▲右側の日本からをたいていザッピングしている。
そういう意味では、配信サービスはどれも似たような傾向が多かれ少なかれあるよね。
テレビで放送されるものは、相手が誰であろうと、その時間にみんなが同じ番組を観ることになる。
でも配信サービスでは、オススメされる番組が私と誰かではおそらく相当違ってくるので、そもそも存在すら知らない、なんてこともよくある話だ。
まあおかげで、興味ない広告を見ずに済むし、勝手にオススメでおもろい記事に出会えて楽しいのもあるんだけどね。
とはいえ、どっちがいいのかなぁ、とも思う。
まあどっちの傾向も理解しつつ、うまく付き合っていくのがいいんだろうね。少なくとも私は、嫌いな芸能人や不愉快なCMを見なくて済むというのがデカすぎたので、それらと距離を置けた今はめちゃくちゃ快適。
でも前述のように、インターネット上ではどうしても「今わたしに提示されているものは私の好みに沿って表示されがち」という事実を忘れずに、「その日のトピック」や「オススメ欄」ではないところでニュースに目を通すようにしている。
あとはテレビを全否定するってわけじゃなく、友達んちでは一緒に特番を楽しんだりね。年末年始とか、それはそれで楽しいし。
そんなだから、まだ当分、テレビを買う予定はなさそうだ。