いつも前のめり

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大阪観光どこいく?まとめ【ほぼミナミ】

かくかくしかじか……というわけで大阪を観光案内することになった私。

▼詳細はこちらの記事参照

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USJ、海遊館といったアミューズメント系も除外、さらに買い物目的というわけでもない、となるとほんとに「ひとはなにをもって”これぞ大阪”だと思うのか…」の境地に至るんだよね。

東京でも京都でもない、「これが大阪」とは…。いったい……。

なんかそういう思考でふんわりと試行錯誤した結果に訪れたあちこちのログ記事です。

よければ大阪観光の一助にしてください。

なお、個人的理由でミナミ周辺です。中之島以北は知りません。

 

▼今回利用した主な移動方法

・徒歩

・車(自家用車、タクシー、バス)

・レンタル自転車(大阪バイクシェア):大阪市内の観光なら大阪バイクシェアはかなり便利だと思います。駅から駅がまあまあ距離あるし、市内ならあちこちにスポットあります。

 

 

観る

大阪城

ド定番なんだけど、大阪城…。

駅からメチャクチャ歩くし、天守閣までもすげ~歩くんだけど、大阪城…。

天守閣付近には一応タリーズなどもあり、観光客の量にもよるけどちょっと休憩はできます。駅周りも、大阪城公園駅側は開発されてちょっとしたカフェやレストランなどもあります。

真夏以外はおすすめです。クルーズは昼以降だと予約完売してるかも。

森ノ宮駅・大阪城公園駅から利用する方が多いと思うんだけど、夜なら大手門側からのアクセスもライトアップが綺麗だよ。

いずれにしても「大阪城に行くためだけに大阪城へ行く」という行程を組める人向けではあります。もしくはホテル近いとかね。

ちなみに大阪城は「城がかっこいい」とか「歴史的」という観点よりも「市民の寄付で建て直された」という点から大阪人の誇りになっているような印象があるので(主観n=1です)、歴史的に「オー!ジャパニーズ!」みたいに感動されてるのを見ると「???」となりがちかもしれない。(大阪城天守閣 90年の歴史|大阪城天守閣復興90周年 1931-2021

ランニングコースであったり、花見スペースであったり、府民にとってはより生活密着型の印象なせいもあるのかな?(n=1です)

また、「大手門を入って、すぐの石垣の大手見付石。表面積が約29畳で城内4番目の大きさです。小豆島から運ばれてきたと言われ、一説には昆布を使って運び、そこから昆布文化が広がったとか」という昆布豆知識を披露すると、同行者に頭一つぶん差をつけることが出来ます。(諸説あります。参照:【大阪城 前編】大阪城に数多くある巨石! 実は関西人が好むものを使って運んだ!?|村瀬先生のぶらり歴史歩き

 

道頓堀

「これが見たかったんやろ!!」の道頓堀。

写真を撮るなら、橋の西側(TSUTAYAの対角線上あたり)を降りたところから巨大なグリコ看板を綺麗な画角で収めることが出来ます。この画角↓

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橋の上はとにかく人が多くてやばすぎて、通称「ひっかけ橋」なんて言われてるのに、いまは引っ掛けるスペースもありません。(商店街のみなさんが頑張って啓発したおかげでもあります)

あと忘れがちだけど、道頓堀は商店街の真ん中にあります。アーケードの屋根の下側と、御堂筋の道路側では趣も違うので、行きと帰りで違う道を歩いてみるのも楽しいかも。

他にも、大阪は有数の商店街めちゃたくさんある府で、市内だけでも50以上の商店街があります。そのうちのひとつは、日本で一番長い天神橋筋商店街。それぞれ特色があって楽しいよ。

ちなみに、御堂筋など「〇〇筋」という道は南北を縦断し、本町大通りなど「■■通り」は東西をズドンと横断しています。タクシー乗るときとか便利かも。ネイティブは「◎◎筋を北へ、××通の角を東へ」と言ったりします。ぜひチャレンジしてみましょう。東西南北がわからなければ、空を見上げて太陽の位置を確認してね。雨の日は知らん!

 

法善寺横丁

昨日の記事にも書いた法善寺横丁。紐解けば夫婦善哉の舞台になったとか色々あるんですけど、場所としては石畳の通りの途中に苔むして情緒のある不動尊が赤い襟巻きをして佇んでおり、参拝者が水をかけてお参りする感じのところです。長さも80mなんで、あっという間の通りにビッッッッシリ店が並んでます。

通り抜けるのもいいし、ちょっとお参りするのにもいいかも。道頓堀のグリコ看板からは、混雑の中をのったり歩いたとしても10分かからないです。

当たり前だけどお参りする場合には、小銭をお忘れなく。電子決済には対応しておりません。

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難波八阪神社

パワースポットらしいです。行く度にめちゃくちゃ観光客の方が多くてびっくりしていますが、やはりこのでっかい顔面の舞台が理由なのかな。

素敵なアクスタ・ぬい撮影ポイントです。

私はこれを龍だと思ってたのですが、東京からの友達は獅子だといい、在阪タクシーの運転手さんは鬼だと言ってました。正解は獅子でした。(東京の友達がファクトチェックしてくれました。大阪人たちはずっと「しらんけど」と言いながら曖昧な情報を流布していました。この場を借りてお詫びします)

 

オマケ:クルーズ

大阪は水の都を自称しており、こういったクルーズがいくつかあります。アクアライナーは個人的にもオススメかな。大阪城から中之島という大阪の良きところだけを見ることができる気がします。

道頓堀クルーズはよくわかりませんが、飛び込むよりはいいと思います。乗船するなら、昼より夜がいいかも。ネオンがきれいです。まあ昼間の川も抹茶カラーで綺麗っちゃ綺麗か……?近頃はニホンウナギもいるらしいですからね…。(大阪市:道頓堀川でニホンウナギが捕獲されました (…>大阪市の環境の施策>水環境)

 

ちなみにネオン映えなら、雨の日の大阪ほど最高のものはないので、もし観光が雨の日になった方はネオンチャンスです。

 

 

食べる

たこ焼き わなかアメ村店

道頓堀店からダラダラ歩いても10~15分くらい!激烈長蛇の道頓堀店でならぶな!!!こっちも美味しいから!!!

わたしはネギポンが好きかな~

店内にトイレもあるよ。席数は超少ないけど、運が良ければ座れる。たこ焼きなのでね、回転よくいこう!

 

 

OSARU COFFEE

前項で紹介した「難波八阪神社」から徒歩圏内。実はあまり教えたくないくらい、自家焙煎の超美味しいコーヒーのお店です。

店内は2階まであるけど席数は少なめ。テイクアウトもできるので、近所の公園で飲むのもいいかも。(近くにまあまあ公園ある)私はアイスカフェラテが好きです。

目の前が消防署なので、タイミングによっては出動風景を見ながら緊迫感をもってコーヒーを飲めるという、稀有な店舗です。いつもよりカフェインが脳みそを巡る気もするとかしないとか。

ちなみに、こちらのOSARU COFFEEがテクニカルサポートに入っている店舗が堀江にもあります。(↑わなかアメ村店から徒歩圏内)

2023年8月にオープンしたばっかりで、私もまだ未体験なんだけど、OSARU COFFEEがサポートしてるなら!!!という信頼で載せておきます。

 

 

SATURDAY NYC

ちょうどいい場所にあるカフェ。心斎橋から歩いてすぐです。このお店をスタートとして、北へ向かって路地を歩くのも小さいショップ多くて楽しいよ。店内ワンちゃんOKなので、犬アレルギーの人は注意。コーヒーもスイーツも美味しいです。

 

 

Brooklyn Roasting Company 北浜(中之島)

難波にも心斎橋にもあるんだけど、北浜のほう!!

サードウェーブの美味しいコーヒーが飲めるのはもちろんおすすめポイント。ブルックリンで飲んだ時に感動した味を、大阪でも味わえるのかと最高になったこちらのカフェ。

北浜店はコーヒーだけでなく、店内奥には川沿いにせり出したウッドデッキがあって、中之島や梅田を望むことができます。長居していると、前項でおすすめしたクルーズ船がいったり来たりしてて、カフェの客らとクルーズ乗客が手を振り合ったりなんかしています。

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ここから中之島は徒歩圏内なので、中之島公会堂や、中之島図書館、美術館などを散策するのもGOODです。

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串かつ 八重勝

結局ね~有名所だと八重勝が好きなんだよね。

エビ食べてほしい、エビ。ちゃんと二度漬け禁止の張り紙もあるので、写真撮ってもろて。ちなみに新世界は人通りの少ない方へはいかないように。土地勘ない方はマジで行かないで。通天閣の写真を撮って、明るい方へ明るい方へと歩いてください。守れる人だけ食べに行ってください。

 

 

喜八州総本舗のみたらし団子

喜八州のみたらし団子をご存知でない!???なら今すぐ食べて!!!新大阪にも伊丹空港にも店舗あります!!!美味しいです!!!小腹にめちゃくちゃキきます。

コロナを罹患したときも、友達に買ってきてもらいました。うますぎて泣きました。

曽根崎店が激烈にオススメだったんですけど、残念ながら閉店らしいです。おじいちゃんが網で焼いてたんです……。曽根崎店じゃないなら、どこでもいいです。

 

 

 

バターブレンド ダンケ

歩き疲れちゃってえ…。でもまだ喋り足りなくってぇ…。でも夜だし、どこもお店閉まり始めちゃってぇ…。スタバすらあいてなくってぇ…。

って時に入れるコーヒーショップ!23時30分まであいてる!すごい!

しかもコーヒーもとっても美味しいです。心斎橋大丸から歩いてすぐのところ。

 

 

番外編1:りくろーおじさん

大阪観光といえば、みたいな感じでみんなのテンションがあがってました。

 

番外編2:デパ地下

時期にもよると思うんですけど、レストランなどが閉まってる~みたいな正月とかは、こういうデパ地下もオススメです。(近頃は元旦休みなので、私も個人的に2日に利用したりします)

あと明日のパン買うとかね。朝ごはんとか。モーニングやってるようなカフェや喫茶店でもないかぎり、たいていの店は11時からオープンだったりするので、デパ地下で翌朝の贅沢を買っておくの、シンプルにありだと思います。

あとは、何食べたらいいかわかんない~!とかグループでそれぞれ食べたいもの違うとか、もうなんか疲れちゃってぇ…ってときとかね。デパ地下で買い込んでプチパーティするのも楽しいよ。

 

番外編3:SENNAN LONG PARKのスタバ

スタバであることは、スタバであること以外に説明が必要ないのでおいといて。

ここは車などの、何らかの足がある+関空利用がある、みたいな条件付きではあるんですけど、オススメです。

または、「りんくうプレミアムアウトレット」の利用ついででも良いのではないでしょうか。りんくうプレミアムアウトレットからは近いので、タクシーでもありだと思います。

ちなみに、アウトレット内にもスタバはありますが、そこのスタバにないものがこっちにあります。足伸ばす価値あるよ。

ここのビーチは最近整備されたばっかりで、このエリアの砂浜はとっても綺麗です。ただ個人的にここをオススメする理由は、ここのテラス席と窓際の席からだと、ちょうど関西国際空港が海の向こうにポッカリと浮かんでいるのが見えるから!

晴れの日なんか、特に最高です。

白い砂浜、青い海、その向こうに浮かぶ国際空港の人工島と離発着を繰り返すジャンボジェットの機影。

観光目的とはちょっとズレるかもしれないんですが、時間と余裕があるならぜひ。

 

番外編4:心斎橋大丸の9階「ジャパンポップカルチャー」フロア

用事がないので、私は足を踏み入れたことがなかったフロア。ここに何があるかというと、「ジャンプショップ」とか「ポケモンセンター」とか。(あと免税手続きとか旅行者向けの案内も)

まーーーじで韓国からの友人に大ウケでした。あと見た感じ、子供ももちろんたくさんいるんですけど、大人の海外渡航者も多かったです。

やっぱそういうのブチ上がっるんだな~と思いました。

余談ですが、ポケモンセンターは長蛇の列にかかわらず、レジ捌きが効率よくて素晴らしかったです。イラチの大阪人が言うので間違いない。すばらしい。

 

 

以上です!

またなんかあったら追記します!

あと551の豚まんはチルドの通販もオススメやで!

観光者のまなざし【大阪】


9月に韓国からの友人と東京からの友人をそれぞれ大阪案内するというイベントがありました。

一応、わたしが大阪生まれ大阪育ちの大阪在住ホストということでアテンドする役を引き受けたわけなんですけどね。

ただこれ結構難しくて、悩みの果てに「いったい、人は何を見て大阪を感じるのか…」というスピリチュアルで原初的な問いへと行き着いたりもしました。

いやほんとに難しい。

先に来阪してくれた韓国からの友人は神社とか寺とか、やっぱそういうのも見たいってことで「オッケ~オッケ~」て思ってたところ、なんと「法善寺横丁へ行きたい」というリクエストが。

え、ほ、法善寺横丁!???? それわたしの知ってる法善寺横丁であってる!?

って、たぶん、たいがいの大阪人はなると思うんです。

地図と画像送ってもらったら、たしかにあの法善寺横丁でした。そして調べてみたら大阪の観光スポットとして結構ネームバリューがある感じ。

osaka-info.jp

地元民からすると、あそこはこう、通り過ぎるところというか、東西をショートカットするための道というイメージが強くて、「そこ」を観光スポットとして見ていなかったので結構衝撃でした。

そして実際に行ってみると、観光のみなさんが列をなしてお参りしてるんですよね。

マジでへ~~~!って感じでね。

友達も実際におとずれてみて、かなり満足してたようでした。

5分も滞在できるかな…?と不安だった私ですが、結局40分ぐらい過ごしたかも。この事実も結構意外というか、めちゃくちゃ極小の街角スペースなのでね。

いやほんと、大阪の人にすれば、「あそこで40分…?」と不安になると思うんだけど、観光目的ならいけました。ついでに私も、趣深い情緒的な写真を、一緒に撮ったりなんかしちゃってね。

大阪に住んでると分からない目線で大阪を見ることのできた体験だな~と満喫しました。

 

そのあとにも、道頓堀へいったり、大阪城を見たり。

有名所はおさえつつ、友達が写真撮ってるのを見てると、何気ない路地なんかも「日本ぽい~!」「大阪っぽい~!」と楽しんでいて、その姿も興味深かったです。

やっぱり電線が頭上を張ってる路地は気になるんだな~とか。

あとはアパートやマンションの構造も違うので、そういう街並みも面白かったようです。

 

他には、少しエリアを外れると一気に景色が変わるのも不思議だと言ってたんだけど、それは大阪市内特有のものかもしれないなと、これも「そういえばそうやね~」って思いました。

上本町とかすごいよね。駅-塾-学校-繁華街-病院-ラブホ-寺-墓っていう、あの狭いエリアで通りごとにあるもんね。まさしく揺り籠から墓場までエリア(?)だね。

 

 

それから翌週になって、東京からきた友人がナンバヒップスを指して「あれなに?」と聞いてきて「パチンコ屋だよ」と教えたらビックリしてたのもワハハでした。

osaka-info.jp

これもまた大阪。

そういえば韓国の友人も、あちこちにパチンコ屋があることに驚いてたんだよね。どこにでもあるよね。

そういう、「そういえば」をたくさん体験した9月でした。

まあ隣に生粋の大阪人がいたということこそ、友人らには一番の大阪観光になったことでしょう。

 

 

そういえば大阪城がめちゃくちゃ混雑していて、「大阪城が…?」と不思議だったのですが、この記事を書いている最中にこのポストを見て「なるほどなぁ」と思いました。(感想文

 

大阪たのしいところたくさんあるので、ぜひ遊びに来てね。

たこ焼き「わなか」はアメ村店が空いてるよ。

ご自愛を忘れるな

先週までは小さすぎて見つけられなかったのに、今週に入って突如として襲いかかってきた秋。

その寒暖差はすさまじく、おかげで失われたものがあります。

そう、自律神経です。

だってこんなことなってんだもん。秋。

絶対これ発熱してんじゃんと思ってもぜんぜん平熱。

ただだるいだけ。

さらには睡眠の質も落ち、疲れの取れない体や、衰えることを知らない食欲など。

秋、めちゃくちゃ嬉しいんだけどね。

突然来るのは、アポ無しの取引先と同じくらい困るわけ。

だからまあ手っ取り早く、普段はシャワーで済ませているバスタイムをきちんと湯船に浸かったりしようと思うんですけど、こういう時に限って「ご自愛」の思考がすっかり抜け落ちてしまうんですよね。

日中はまだ覚えていられても、は~~って仕事終わって帰宅したら、何もかも、それこそご自愛すら忘れて「衣食住」の生活のみにフォーカスしてしまうバグ。

ギリギリを生きている…。

そんな時のための対策として「コーピングリスト」とかも作ったことあるんですけど、ほんとにこういう時ってそのコーピングリストすら見る余裕がない。

習慣化すればいいんでしょうけどね…しんどい時に新しい習慣を作るってめちゃくちゃ難しいですよね…。

とりあえずは、帰宅に近い時間にアラームをセットしてみました。

この時期は、ニンゲンどなたにとっても適応の難しい期間だと思いますのでね。

みなさんもご自愛ご自愛!

風呂入って、歯磨けよ!

私も今夜こそ、湯船にエプソムソルト入れてダラダラyoutube見つつのバスタイムといかせていただきます✌

ユメカワ♡キャッスル

お城があったんですよね、実家近くの川沿いに。

近くっていっても、車で15分は走らないといけないような距離で、小学生にもなってなかった私の生活圏内ではぜんぜんなかったけど。

そして本物のお城ってわけではなくて、

こう、お城風って感じの建物で、ディズニーのシンデレラ城とか、

幼い私にはあれらと同じものに見えてたんだよね。

昼間は茶色い外壁が野暮ったいんだけど、夜になるとキラキラしてて、前を車で通り過ぎるときなんかには「キレイだな~」って見上げていた。

 

それでまあ、私はその建物をお城だと思ってるわけだから、当然の疑問として「誰が住んでるんだろう」と思うわけ。

シンデレラかな、白雪姫かな、みたいな。

で、ぜんぜん分かんないから大人に聞くんだよね。

「あのお城って誰が住んでるんやろ」

とかって。

 

なんて聞いたか正確には覚えてないんだけど、

車の中から例のお城みたいな建物を見上げながら聞いたときの、あの気まずそうな大人たちの苦笑だかなんだかって顔と雰囲気。

あれだけはほんと忘れらんない。

大人に聞いたらイマイチなことってあるんだな~、って多分あのときの記憶が、今ある最古の記憶だと思う。

そしてこの記憶のおかげで、お子様と触れ合うときには、大人と遊んでくれてありがとう、という気持ちがほんのりとある。

子供って案外と大人の顔色見てるし、忖度してくれてたりするよね。

 

っていうか、大人と子供の境界ってほんとよくわかんないな。

大人になっても、子供と同じようにお城に惹かれるんだもんね。

 

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食う寝る処に住む処【家探し①】

いまの部屋に引っ越して1年と9ヶ月。

とくに「引っ越さなければならない」という理由はないのだけれど、家探しを始めた。

なんとなく続きそうだったので、①とナンバリングしてみた。

 

今のところ、賃貸でもいいし、良いところがあれば購入も検討している。

今回はどちらも対応できる不動産仲介と面談して、いろいろと要望や金銭的条件、妥協できるところ、絶対に譲れないところなどを打ち合わせしてきた。

その面談のなかで、今の部屋に「不満」はないんだよなあ、とは思った。

食う寝る処に住む処としては十分に要件を満たしている。

けれども、ちょっとした「もっと、こうだったらいいなあ」が思いのほか沢山積み上がっていることに気が付いた。

そして、他の部屋ならこれらもクリアできるのでは? と考えての家探し開始となる。

ひとつひとつの要望はたいしたことないんだけど、それが積み上がって困難になるのが家探しというもの。

犬の散歩で毎日のように1時間ほども歩いていると、「こんなに家はあるのになあ」と町並みを見上げて思う。

もちろん、続くのは「自分にピッタリの家ってないなあ」となる。

難しいよね…。

 

それからこの面談に際して色々と考えるうち、どうやら私の理想を掘り下げていくと、幼少期に過ごした実家が「理想」の原風景に近いことがわかった。

ただ、それは「田舎だったから叶っていた」みたいな部分が大きく、それを都会で叶えるのはかなり高いハードルをいくつも超える必要があるのも事実。

だったら田舎に引っ越せばいいじゃん~、とならないのも、家探しをしているのは「いまを生きている私」であって、「過去にあの理想の家で過ごせてた私」ではないという剥離の為せる困難さ…。

 

いまいる場所で理想の家を探すというのは、過去の理想を抱き締めて離さない私を、どのように慰めて説得するか、ということでもあるなあ、と感じた。

それは先週末の片付け作業中にも感じたのだけど、過去の思い出深い品を手放すのって、本当に難しい。

打ち捨てるというのは自傷のようだし、かといって、抱え続けるのも不健全なようにも思う。

 

上手に生きるって難しい~。