マジで片付けってものが苦手なんですよね…。
ほんとに…。
ゴミが溜まってるとか不衛生というのは生理的に無理なのでそういうのではなく、この片付けっていうのは「整理整頓」のことです。
逆に言えば、整って無くても汚くなければいい、みたいなところがあって…。
たとえば洗濯なんですけど、うちは部屋干しを採用しておりまして、窓際なら夜に干せば翌日の昼くらいには乾いてるんですね。
なので、もう夕方にはそれらを畳んで仕舞って、部屋干し用のラックも仕舞えば窓際広々と使えるわけ。
でもこの、乾いた衣類を「畳んで仕舞う」っていうのがめちゃくちゃむずい。
そこから着ていくとか平気でするし、次の洗濯までラックごとずっとそこにあったりする。
絶対片付けたほうがいいのに。
そもそも、「視界に物が多い」という状況が、脳内多動症ぎみの私にはよくないという自覚もあるんだけど、まじでこの片付けがむずい。
シンプルにめんどいな…となる。
たぶんこれは視界に片付けるべきものが多い=タスクが山積している=パニック/思考停止、という一つのヤバさなんだけど、とりあえず置いといて…。
ジャンルでいえば同じカテゴリー内にある「掃除」とかもまあメンドくさいのは同じなんだけど、コレに関しては「不衛生が無理」という生理的な嫌悪感が、面倒くさいという感情を圧倒的に上回るおかげで毎日がスムーズに回っている。
じゃあこの生理反応を利用できない片付けをどうするかということなんだけど、最近になって、ふと「いま面倒くさい/イヤなことは、明日の私も面倒くさい/イヤだよな…」という当たり前のことに気がついた。
いやまあ、それはそう。
というやつなんだけど。
私の性格が明日変わるわけでもないし。
でもこの、「明日もどうせ嫌だよな」と認めるというか、自覚できたのが結構大きくて、「明日やるかも」という淡い期待を木っ端微塵に打ち砕いてくれた。
いや、今日やらんのだから、明日もやらんて。
よほどの事がないかぎり、日常が続くならやらんのよな、マジで。
逆に、そういう自分への信頼はめちゃくちゃある。
今日やらなかったものを、明日のわたしも絶対にしない。
それで、そんな私にとって、この気づきがどうなったかというと、
打ち砕かれた淡い期待は潔い諦めとなって、明日の自分をいたわる今日の行動へとつながった。
「いまできることは今やる」とか「30秒で行動できることは先に着手する」とか「先延ばしにするな」とか、わかってんの!しってんの!知ってて理解しててできない、っていう大人だったわけ!
でもなんかこの、明日の自分への共感というのが、ほんと自分にはよく効いた。
いやわかる、ほんとやだよな…明日だってやだよな…。
まあ、じゃあさ、私が今日のうちにこれやっとくからさ、他のことは明日頼むわ。
っていう。
たぶんこれ、セルフケアっていうやつなのかな。
「自分をいたわる」っていうご自愛って、ゆっくりお風呂に入るとか、好きなお菓子を食べるとか色々あるとおもうんだけど、この「自分に共感する」というのも、ひとつのセルフケアだな、っていう学びでした。
なんか、似た人がいたら参考になると嬉しいよ。
しんどいよね……片付けとか。いろいろ。人生。